散らかった部屋が教えてくれること

日々を編む

こどものおもちゃや絵本がいたるところに散らばったいつもの朝。
片づけては散らかる、毎日そんな追いかけっこだ。

ひとつひとつ拾いあげながら、昨日夢中で絵本を読んだり、おもちゃで遊んでいた子どもたちの姿を思い出す。

いつのまにか、一人で絵本も読めるようになったし、少し前まで遊んでいたおもちゃに見向きもしなくなった。そんな姿から、ふと成長を実感する。

床にものがなくなったら、今度はモップがけ。
固くなったご飯粒。
靴下から出てきた砂。
どこから出てくるのかと思う埃たち。

集まってくるごみにも毎日のかけらが垣間見える。

モップでくまなく集めたら、最後は掃除機で吸い取っておしまい。
はじめる前は正直面倒だなと思うけれど、こうした日々の掃除こそが、暮らしを支えてくれる作業なのかもしれない。

きれいになった床を見て、ちょっとした達成感とすっきりした気持ちが広がる。
こうしてまた、今日も追いかけっこがはじまる。

ー暮らしをつくる、今日の作業ー
床を掃除する

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