こんにちは!管理人のハルです。
歩いたり立ち座りが大変になってくると負担が大きくなる「お風呂」。
中でも「浴槽をまたぐ」動作は、滑りやすい浴室内で一時的に片足立ちの状態になるため、バランスを崩しやすく、高齢者の方をはじめ、妊婦の方や小さなお子さんも、転倒の不安を抱きやすい動作です。
お風呂が困難になってくると、シャワーチェア、手すりやバスボード、浴槽台、滑り止めマットといった、滑りにくくしたり、体を安定させるための福祉用具を提案されることが多くなります。
今回はその中でも、浴槽をまたぐ際に”体を安定させる”ために使える「座れるカウンター」のご紹介です。
それが、LIXILさんのユニットバスルームのひとつ、スパージュの 「ベンチカウンター」です。
こちら、通常は桶やシャンプーを置くことが多いカウンター部分が座れるようになっているんです!
座る部分にはクッションがあり、座り心地はほどよく柔らかく、背中も壁なので安心感があります。座ったまま浴槽側に寄れば、このまま浴槽もまたげるためバスボード代わりになります。
限られた浴室スペースでは、福祉用具の置き場所も限られます。また、同居されている御家族がいると、その都度のバスボードの取り外しの手間や、一般的なシャワーチェアの色味(オレンジやピンク等)が浴室内で浮いて気になるというお声も。(*色味は湯気の立ち込める浴室内で視認性を高めるためでもあります)。
ベンチカウンターなら、御家族が入るときにも片付けなくて済み、新たに浴室内のスペースをとることもありません。色の統一感も出るため、将来に向けたリフォームのタイミングで変えてみるというのもひとつの選択肢になりそうです。
またLIXILさんの他にも、TOTOさんでも「ベンチカウンター」がありましたよ!
リフォームや新しい家具家電を買うときって、ワクワクしませんか?福祉用具やユニバーサルデザインを謳う製品も、このワクワク感を感じられるモノが増えたらいいなと思います。
それではまた!
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