こんにちは!管理人のハルです。
図書館に行ったら、たまたまこんな本を見つけました。
『山田澄代の杖ワンダーランド』(朝日新聞出版)。
”ワンダーランド”という言葉に、この表紙!かなりマニアックな本だな…と思いつつ、中身が気になりすぎる…。
著者は、ポリオで左半身麻痺となり18歳から杖を使い、ステッキ専門店「ステッキのチャップリン」創業者である山田澄代さんという方。
ステッキのチャップリン
ステッキ専門店のチャップリンでは世界中の様々な杖をご用意しております。
世界中の杖にまつわる意味や、モチーフ・素材、歴史がたくさんの写真とともに紹介されています。
これを読んでいると、今は福祉用具のニュアンスが拭えない「杖」も、本来は神様や王様の象徴であったり、富裕層のファッションアイテムだったり、魔法や祈りといった儀式で使う神聖なものだったり、色んな顔を持っていることがわかりました。
中には、椅子やウイスキーが仕込まれているちょっとユニークなものも!
杖も、その日の服装や出先に合わせて使い分けたり、もっと自由で遊び心があって良いものなのかもしれません。これまでの「杖」に対するイメージを払拭してくれる一冊でした。
書籍はこちら。
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それではまた!
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