今年は10月2日~4日に行われた「国際福祉機器展2024」。医療や介護に携わる人なら一度は聞いたことがあるであろう、福祉用具のビッグイベント!
通称HCR(Int. Home Care & Rehabilitation Exhibition)と呼ばれるこの展示会。来場者が例年10万人を超えるアジア最大規模の展示会で、気になる製品に実際に触れ、体験できるのが醍醐味です。(今年の来場者は120,041人だったそう!)
今回は数年ぶりのリアル展への参加。今回は事前に「デザインにこだわり」という検索に引っかかった出展社から、管理人・ハルが気になった「部屋」で使う製品をピックアップしてご紹介します。
(注:掲載した写真は出展社様より許可を得て撮影させていただきました)
家具のように馴染む「Twin Z Stick Ⅱ」
室内での歩行、立ち座り時に使えるフジホームの「Twin Z Stick Ⅱ」。
見た目は重そうに見えますが、マグネシウム合金で出来ているので軽くて操作しやすくなっています。これなら、自宅のソファ横に置いても馴染んでくれそうです。
健康管理にも楽しい仕掛け「CoRoMoCo®」
最近よく見るTPR(株)のロボット「CoRoMoCo®」。内臓カメラによって相手の表情を分析したり、会話も可能!
おしゃべりのスケジュールも設定できるそうで、服薬をお知らせするといったこともできるそう。手触りも滑らかでほんのり温かく、思わず抱っこしたくなる仕掛けが良いですね。
手すりにも収納にもなる「nimone」
手すりにも、扉の取手にも、収納にもなってしまうという手すりマツ六(株)の「nimone」。2020年度のグッドデザイン賞も受賞されています。
展示ではタオルが掛けられていました。良い意味で存在感がなく、これなら”手すりを使う”という心理的なハードルも下げられそうです。
くつろぎ時間に立ち上がりやすさをプラス「電動リフトアップチェア Lifmia(リフミア)」
パラマウントベッド(株)の「電動リフトアップチェア Lifmia(リフミア)は、立ち上がりをサポートしてくれるチェア。座面を下げている際には、座面は12度後傾、背もたれは115度傾斜しているため、くつろいで座ることができます。
特徴は座面が上がること!最高で56㎝まで上がります。ひじ掛け下についているレバーで、座面の高さを操作できます。座り心地もよかったです。
ありそうでなかった色味「シャワーチェアAirミドルSPワンタッチプレミアム」
のシャワーチェアと言えば、湯気の立ち込める浴室でも視認性の高い色のシャワーチェアが多いですが、こちらはめずらしいパナソニック(株)のモカブラウン。コンパクトな浴室でもスペースを確保しやすいサイズです。
次回は 2025年10月8日からの3日間!
以上、H.C.R.2024でデザインに惹かれた製品をご紹介しました。他にも気になる製品はあったのですが、すべてを見て回ることが出来なかったのが残念です…。
リアル展は終わってしまいましたが、WEB展は11月1日(金)まで開催中、シンポジウムはアーカイブで見れるそうですよ。
来年は10月8日(水)~10日(金)の開催です。楽しみです!
ではまた!
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