コメダ珈琲店の「とろみコーヒー」をお店で味わう!新しいくつろぎ体験

いつかのための暮らしの道具

こんにちは!管理人のハルです。

あなたはコーヒーは好きですか?
リフレッシュやリラックスタイムに飲む、コーヒーを趣味にしている、コーヒー目的に喫茶店やカフェ巡りをする…など、コーヒーは多くの人々のライフスタイルに欠かせないものとなっています。

画像:photoAC

いつまでも楽しみたいコーヒーですが、高齢になると飲み込む機能(嚥下機能)が低下しむせやすくなります。むせは、誤嚥性肺炎*のリスクを高めるため、対策として飲み物や食べ物にとろみをつけるのですが、とろみによって味が変わってしまうため、「美味しくない」とコーヒーを諦めてしまう方もいらっしゃいます。

誤嚥ごえん性肺炎…食べ物や唾液が気管に入ること(誤嚥)をきっかけに、細菌が肺に入り込んで起きる肺炎

画像:イラストAC

「とろみコーヒー」とは?

そんな飲み込む機能が不安になった方に、喫茶チェーンでおなじみのコメダ珈琲店から「とろみコーヒー」という商品が販売されています。

画像引用:コメダ珈琲

とろみコーヒーは、摂食嚥下障害の方でも飲みやすいインスタントコーヒーです。
コメダ珈琲店さんと石光商事さんの共同開発のもと、朝日大学病院の谷口先生の監修を受け、2年半以上かけて作られました。

実はこのとろみコーヒーが実店舗でも飲めるということを知り、”話す・聞く・食べる”の専門家でもある言語聴覚士さんと一緒に実際に飲んできました!

とろみコーヒーをお店で飲んでみます!

お店に入ってさっそく注文。メニューでは、他のコーヒーと並んで、同じページに掲載されています。お値段も通常のコメダブレンドと同じでした。店員さんに伺ってみると、注文される方は少ないとのことで、まだあまり知られていないのかもしれません。

特別感がないのがいいですね

テーブルに届くまでに特別に時間がかかるわけでもなく、とろみコーヒーが運ばれてきました。コーヒーの良い香りが漂ってきます。

コーヒーを頼むとついてくる定番のお豆とミルクはついてきません。お砂糖はテーブルにあるので足すことができます。

見ため

見ためは普通のコーヒー。揺らしてみるとサラサラではないことはわかります。

とろみの程度

とろみの程度は、日本介護食品協議会が作成した「とろみの目安」を参考にみてみます。この「とろみの目安」は、これまでメーカーによって異なったとろみ状態の表現を統一し、利用者が戸惑うことなくとろみ状態を比較・参照できるよう作られたものです。

それによると、気になるとろみの程度は「とんかつソース状」。

引用:日本介護食品協議会

スプーンですくってみるとこんな感じ。

幅広い方にコーヒーを楽しんでいただけるよう、とろみは強すぎず、弱すぎず、中くらいを目指して作られているそうです。

味・飲み心地

味は、いつもブラックで飲む私でも濃く・苦めに感じました。言語聴覚士さんいわく、とろみをつけると味が濃く感じるそう。公式では”コメダブレンドと同じ濃さに感じるようになっている”とのことなので、とろみによる影響がありそうです。

飲み心地は、とろっと喉を通るので、通常とは違う感覚がありますが、飲み込んだ後の口当たりはさらり。とろみが口の中やのどに残ることもありません。

飲み込んだあとの後味が良い!とろみのないコーヒーと同等に、しっかりと珈琲の美味しさを感じられました!

しばらく飲んでいると苦めに感じていた味にも慣れてきます。とろみつきのコーヒーを飲んだことのある言語聴覚士さんからも、味のお墨付きをもらいました!

そのまま飲むと舌触りが気になる方は、スプーンですくって食べるのもおすすめです。

砂糖・ミルクの溶けやすさ

普段、お砂糖やミルクを使う方も多いですよね。

ミルクを足すことでとろみが弱くなるため、基本的にミルクはついていないとのこと。今回は、砂糖やミルクの溶け具合も気になったのでお願いしてみました。

ミルクピッチャーいっぱいに入って状態からこの程度入れました

ミルクは入れただけでは溶けず、スプーンでくるくる混ぜる必要があります。完全に混ぜきるには、15秒ほどかかりました。

少量のミルクでもとろみ具合に変化があり、とろみ具合はフレンチドレッシング状に。

量が少ないのでわかりにくいですが、”ミルクなし”よりさらさらしています

砂糖は飲み終わったあとに、底に少し溶け残りがみられました。味はやはりミルクでマイルドに、苦みが弱まるので飲みやすくなりました。

コーヒーが苦めなので、つい甘いものも欲しくなります…!嚥下障害のある方に配慮したデザートメニューも増えると、さらにコーヒータイムが楽しくなりそうです!

どこで飲める?どこで買える?

販売店舗

とろみコーヒーの販売店舗は限られています。お住まいのエリアにあるかどうか、以下から事前にチェックしてみてくださいね。コメダ公式HPの「店舗検索」から、取扱いメニューの”とろみコーヒー”をチェックして検索することもできます。

▼とろみコーヒーの販売店舗一覧(画像からリンク先へ飛びます)

今回訪れた店舗でも、レジ横でインスタントタイプのとろみコーヒーが販売されていました。自宅で気軽に楽しみたい方や、プレゼントにも良いかもしれませんね。

1箱・15杯分/税込1900円 (画像:コメダ珈琲店

インターネット販売

上記のインスタントタイプのとろみコーヒーは、インターネットから購入も可能です。
公式サイトAmazon楽天Yahoo!ショッピングで販売されています。

”くつろぎの時間を過ごしてほしい”

そんな「とろみコーヒー」、なぜ開発されることになったのでしょうか?コメダ珈琲の公式ブログには、こう書いてありました。

コメダは、「珈琲所コメダ珈琲店」と店舗名にコーヒーが2度入るほどコーヒーを大切にしています。コーヒーとともに、ほっと一息くつろぐ時間。老若男女問わず、どんな方でもコーヒーとの時間を楽しんでほしいという想いで営業をしています。

飲むことが怖くなってしまった方にも、くつろぎの時間を過ごしてほしい。だから、「コーヒーからの卒業」を遅らせたい。「安心して」「おいしい」コーヒーを飲む時間を、ゆったりと楽しんでもらいたい

(引用記事:とろみコーヒーの開発秘話

”くつろぎの時間を過ごせる”ために、人があきらめるのではなく環境を変える。
他のコーヒーと同じメニューページに載せる、実店舗でも飲める、自宅でも飲めるようにする。

そんな「コーヒーを飲む」作業そのものに重きをおいているのが、とても素敵な製品だなと思いました。

それではまた!

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